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不惑(3)

投稿日: 2009年5月3日

不惑(3)  

FAINANCIAL(経済面)

1.正しい経済観念をもとう。極端に走らない努力。

2.月次予算をたて決算を行え。家族全員に予算の方針を説明して協力を得られるよう調整せよ。

3.必要なものには惜しまず金を出せ。欲しいものに優先順位をつけ書き出し出金の時期を決定せよ。
子供達の学費、ピアノ、バイオリン、剣道、家庭教師の謝礼。

4.個人財務の管理。年度管理。BS、PLの作成。1年間の資金繰り表の作成。

5.Ever Rich, Ltd. CI計画。経営コンセプトをつくり販売の柱を考えよ。

6.収入範囲で暮せ!親に頼るな。社用族となるな。人におごってもらうな。

7.女房に家計簿をつけ節約させろ。

8.保険をたえず見直せ。日生、ワールド、大栄商事、アリコジャパン、福井、オリムピア。

9.年収目標。10年以内に20万ドル。

  1. 30万ドルの動産と300万ドルの資産をつくれ。

11.結局家庭の経営は家族全員が仲良くすることである。

FAMILY(家庭生活面)

1.自分の態度や言動をかえよう。話しあいがすべての基礎となる。
その話しあいの場で自分が謙虚になるようかわること。

2.家族とすごす計画をたてよ。毎月1~2回。一流ホテルで朝食をとる。
亀多寿司。コンサート。映 画。JC家族会。グリー家族会。

3.教育はうしろ姿でするものである。尊敬される父親とは。

4.子供達を理解してやれないまま子供達が大きくなるにまかせるな。

5.子供達の自己鍛錬に手をかしてやれ。

6.パーティーの多い家庭をつくれ。外国人のホームステイを受けいれよ。

7.1988年に家族で海外旅行をしよう。律子(大卒後1年)、正子(大卒)、仰(大学3年)。

SMI心訓(平岡和矩の講義前に朗誦)

1.人生に何が起きるかが問題ではなく起きることに対する心構えが問題である。

2.人生で獲得する場所は心構えであって、それ以上でもそれ以下でもない。

3.今世紀になされた最大の発明は人がその心構えを変えることにより人生を変え得ると言うことである。(1900年、ウイリアム・ジェームズ)

計画について(平岡和矩の講義後に朗誦)

計画というものは気まぐれな情熱のうちにつくられ、色あせてしまうような、また、忘れられてしまうような決意であってはならない。それは人生の明確なデザインであり、青写真であり、また人生を導く地図または海図というべきものである。これはまた建築家や設計技師に注文してつくってもらうものではなく、自分が自分のために創るものである。目標必達のために全身全霊を捧げること。

遺言

私ノ身体ハ大阪大学付属病院ニ解剖用検体トシテ提供スルコト。私ノ生命ハ阪大病院デ助ケテモラッタノダカラ私ノ身体ハ学生諸君ノ教材トシテ役立テルコト。

感性論哲学(芳村思風)

理性の底に感性がある。感性に響くものでなければ人間的ではない。感性の中には理性が創ったものではない根源的原理がある。

人間の理性は感性という幹から出た一本の枝である。ポール・ヴァレリー

災難に会う時節には災難に会うが宜しく候。病苦に会う時節には病苦に会うがが宜しく候。死ぬ時節には死ぬが宜しく候。是が是、災難を免れる妙法にて候。(良寛和尚)

私は16歳のとき紫斑病、肝臓炎、腎臓炎、膵臓炎、破傷風と次から次へと患いまさに病気の問屋だった。病院に入院していると天理教、キリスト教、仏教の熱心な教徒が入信をすすめにくる。病気が治り退院すると感謝の気持ちから天理教の本部、キリスト教扇町教会、薬師寺、京都東本願寺等をおとずれた。病気と寿命は違うらしいことを悟った。子供たちを連れ薬師寺の写経にはよく通った。高田好胤を囲むはらみつの会や日曜日のお説教は長男に親以上に影響を与えたようだ。孫たち2人も般若心経をそらんじ毎月朔日は家族で墓参をしている。

自分の中にいる2人の自分(万代恒夫牧師)

顕在意識(たてまえ)と潜在意識(ほんね)が一致していない人は絶対に成功しない。自分の中にいる2人の自分が心を一つにして挑めば神はいうことを聞いてくれる。ダイエーに対する心構え、あわてず、あせらず、あてにせず、あきらめず。

人はみな何らかの目標をもっている。目標を書くということは大事なことである。明確な、そして具体的な目標を紙に書いている人は3パーセントにすぎないとSMIはいう。ここに書いた目標は31年前に書いたものだが、ひとつひとつが私にとっては意味がある。意味ある言葉のひとつひとつが鮮烈な影響を自分に与え、気がつくと私の生涯の武器となっている。迷ったとき戻って来る場所でもある。間をおく反復、ビジュアリゼーション、アファーメーション、習慣をかえ、心構えをつくる様々な手法を学んだ。無論、ものにできたものもあるが、できなかったものも多い。しかし自分を鍛えてくれたことは確かだった。

形而下の目標のほとんどは達成されたが、形而上の目標、自分の性格や性向をかえる目標の実現はできたものもあるがお題目に終わったものもある。資産形成の上では300万ドル以上の目標を達成した。しかしバブル崩壊に続いてオリムピア製菓の株式および不動産のすべてを実弟夫婦に壟断 され無一文になった。幸い、かろうじて命と住み家が残った。

現在随心所欲の境地で習慣化した自分の考え方をかえる努力をしている。 「習慣は第二の天性をつくる」と中村天風は言う。 人間の行動の97パーセントは習慣によってなされる。SMIは悪い習慣を良い習慣に置きかえることから始める。ポール・J・マイヤーは言う、「心構えとは習慣化されている思考に他ならない。だが、習慣とは修得できる後天的なものである。」、と。

<この項おわり>

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