誕生日:1935年9月28日
座右の銘:
趣味:
メッセージ(とみなが すすむ)
富永勸
私の父は十四の歳に鹿児島の片田舎から大阪へ出てきて、3軒の菓子屋で修業の後、文字通り「徒手空拳」、わずか四十円の資金を元手に1934年、25歳のときに10坪の作業場で、手作りの高級チョコレート、高級キャンデーの製造を始めました。その翌年、私が誕生しました。ですから私は生まれながらのショコラティエです。
父が創業のとき心に決めていたことは「自分の子どもや母親に安心して食べさせられる菓子しか作らない」ということでした。それが父の「志」であり、彼の最初の会社「アジア・コンフェクショナリー・カムパニー」の創業哲学でした。
チョコレート業界ですごした私の歳月も、気がつけば53年。オリムピア製菓(株)、(株)日本チョコレート、(株)ノイハウスジャパン、(株)ベルジャンチョコレートジャパン、(株)ベルジャンチョコレーツヨーロッパ、(株)チョコヴィックジャパンと幾つもの会社の役員を歴任しましたが、その間「志」ということばを忘れたことはありません。
父から私が承継したもの、それは彼の創業哲学の「志」です。(株)ベルジャンチョコレートジャパン創業以来の「志」を貫くために、長い歳月をかけて開発した原料チョコレート「Divinus Cibus」、スペインのチョコヴィック社のチョコ原料をご覧ください。その他、プラリネ、チョコレートドラジェ等々、「世界に一つしかない」(Global Only One)、「世界で一番のもの」(Global No. One)の製品です。これらは私の「志」の結晶です。
より詳細なプロフィール→https://carpediem-tsukimorishin.com/2022/12/14/富永勸ヒストリー/
経歴
- 1935(昭和10)年9月28日 大阪生まれ
学歴・職歴
- 1956(昭和31)年4月1日 オリムピア製菓株式会社入社
- 1959(昭和34)年4月1日 早稲田大学教育学部卒業
- 1969(昭和44)年4月21日 (株)日本チョコレート出向、オリムピア製菓(株)取締役兼任
- 1986(昭和62)年4月21日 (株)(株)日本チョコレート代表取締役
- 1987(昭和63)年6月1日 (株)ノイハウスジャパン設立、代表取締役〜1989年 同社代表取締役辞任
- 1989(平成 1)年7月1日 (株)ベルジャンチョコレートジャパン設立、代表取締役
- 1993(平成 5)年5月1日 BELGIAN CHOCOLATES EUROPE NV 設立、代表取締役
- 1996(平成 8)年7月1日 ベルギー国ウーストベゼル市より顕彰される