月守 晋

A petty talk on chocolate

■シカゴのゲーム・レストラン■

■シカゴのゲーム・レストラン■
1999/1/29

70年代の半ば、シカゴに滞在していて、ゲーム・レストランに連れていかれたことがある。
CAFE BOHEMIA カフエ・ボヘミア、というそのレストランは、
有名なループ(環状道路)の入口から北へ3ブロック、アダムズ・ストリートとクリントン・ストリートの交差するところにあった。

ゲーム・レストランというのは、狩りの獲物、つまりは野性の動物や鳥類の肉を食べさせるレストランだ。
ご存じのように、英語のgameには「猟鳥類獣類、または、その肉」の意味がある。

手元に残っているメニューを見ると(November 22,1974 と日付が入っているナ。
そういえば、ウィンディ・シティの名にふさわしい、風の強い夜だった)、マウンテン・トラウト
のソテー(7.95)だの、ドーバー海峡のヒラメのソテーにアーモンド・バター添え(9.50)だの、
アラスカのキング・クラブのはさみのゆでたの(7.95)だの、海・川・湖の幸とともに、売り物のワイルド・ゲームが並んでいる(カッコ内の数字は値段、単位:ドル)。

ワイルド・ゲームは北極のムースのあぶり肉(10.9)、エルク(ヘラジカ、鹿の仲間で最大)のステーキのワイルド・ライス添え(10.95)、バッファローのステーキ(10.95 )、
アンテロープのステーキ(10.95 )、ライチョウのロースト(1/2 で11.95 )、他にはアフリカ・ライオンの焼肉の細切り(15) なんてものまである。

わたしはエルクを食べた。血の匂いがして、がんばったけれど半分がやっとだった。
隣の皿のバッファローにも手を出してみたけれど、こちらはぱさぱさしていて、半分干し肉みたいな舌ざわり。
アメリカ・インディアンが食べていたというワイルド・ライスは、香ばしかった。

アメリカ人は食後のデザートに、巨大なケーキなどを平らげる。
この夜も、夫婦で二重に盛ったチョコレート・サンデーに挑み、完璧に勝利していた。
このレストラン、日曜・祭日は休み。11時半から11時半までの営業。

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